例会・七夕会報告

七月の例会は、一昨年もお世話になったご寺院にて書道の研修を行い
ご住職より直々にご指導を頂きました。
一昨年は書道の基本から学び、最終的には会員それぞれが八つ切り用紙に
行書で仏語の作品を仕上げましたが、今回は各々が教わりたい題材を
自由に決め、先生にお手本を書いていただきながらご指導を受けました。
キリークやキャカラバアなどの梵字、寺号、施餓鬼塔婆の書き方
朱印帳の書き方、掲示伝道用の書法など、私たち僧侶にとって非常に
実用的な書法を学ぶことができました。
こういった内容で書を教わることはほとんどありませんので、とても有意義で
あっという間に二時間の研修時間が過ぎてしまいました。

筆で字を書くことの多い僧侶という職業。書く機会が多いということも上達の
一因になるでしょうが、今回教わったこと、そして以前教わった書の基本を
常々意識しながら書くことで、より一層の上達を目指したいと思います。
書道研修の後は場所を金山に移し、毎年恒例の七夕会を行いました。
先生もお招きして、総勢十三名で親睦を深めました。和気あいあいとした
雰囲気でありながらも、時折真面目な話になることもあり
こういった場だからこそ腹を割って話せることがあるのだなと改めて感じました。

2016,7月例会①

2016,7月例会②

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