5月・法話

いま全世界が新型コロナウイルス感染症流行の影響でこれまでの日常を
過ごせない状況に陥っています。
日本でも随分と終息してきているとはいえ、まだまだ油断することはできません。
しかしながらこれだけ長い期間、外出を制限されることが続くと身体的には
もちろんのこと、精神的にもしんどくなってきます。
さて、こんな時は一体どうしたらよいのでしょうか?

すぐに実践できることは「威儀を正す」ことではないでしょうか。
威儀を正すとは、姿かたちを整え、作法にかなった立ち居振る舞いを
することをいいます。
古来、武道や伝統芸能にはそれぞれ理にかなった型があるのはそのためです。
威儀を正し、身構えを整えることが上達への近道になります。
仏教では、行(歩くこと)・住(とどまること)・坐(すわること)・臥(寝ること)を
「四威儀」といい日常生活での一切の行動を調えることを説きます。
何も修行僧のように朝四時に起きましょうとは言いません。
でも、毎日決まった時間に、できれば朝早く起きてみましょう。
それだけでも身体はもちろんのこと、心にも少しゆとりが生まれます。
ただ、朝早く起きようとすれば、夜早く休むことが大切になります。
こうして何気ない日常の一動作を調えることで全体が自然に調っていきます。
ぜひこの機会に日々の生活を調えてまいりましょう。

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