12月・法話

命にかかわるような危険な体験をすることを、「三途の川を渡りかけた」とか
「危うく三途の川を渡るところだった」などと表現することがあります。

三途の川とは皆さまご存知の通り「この世」と「あの世」の境を流れている川のことです。
誰もが聞いたことのある大変有名な川ですが、誰もその存在を証明できませんね。
でも伝え聞くところによると、生前の行いによって川の渡り方が違うらしいのです。
生きているときに、たとえ自分が苦しくとも他人に喜びや楽しみを多く与えた人は
金銀七宝で造られた橋を渡り、それほどでもない人は浅水瀬という浅瀬を渡り
自分の事ばかりで他人から喜びを奪い取り
他人に苦しみを与えた人は強深瀬という辛く苦しい深瀬を渡るとのこと。
三種類の渡り方があるがゆえに「三途の川」というのですね。
いつか渡らねばならない三途の川。どうせなら橋を渡っていきたいですね。

「人が死んだ後に残るのは、得たものではなく人に与えたもの」

①2018年12月

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