1月・例会

年が改まって最初の活動である寒行托鉢。
年末の成道会黒衣法要と並んで東国青年会の冬季の恒例行事となっております。
この地域で寒行托鉢をする僧を目にすることはほとんど無いので
折角の機会だと思い、お檀家さんに通知をしましたところ
(本来はそういうものでは無いですが)
八十代の方からは「子供の頃、どこのお坊さんかわからないけど
托鉢に回っているお坊さんがいたねぇ。」と懐かしむ声を耳にしたり
「托鉢に来たお坊さんに頭をポンポンとしてもらったのが今でも忘れられない」と
涙ぐみながら話して下さる方もありました。

今季一番の冷え込みということもあってか、出会う人はまばらでしたが
私を含めた八名の会員がお念仏を唱えながら町内を行脚しました。
私にとっては普段お参りに行くのに通る道ばかりだったのですが
行脚の装束を身に着け、お念仏を唱えながら会員の皆さんと一緒に歩くことで
とても新鮮で清々しい気持ちになりました。
途中数か所で路傍の石仏をお参りしつつ、一時間程で寺に戻りました。

浄土門の私たちにとって寒行は数少ない修行でありますが
そこには厳しさだけでなく、お念仏に包まれている温かさが自ずから現れる
そんな僧侶でありたいと思いました。

平成30年1月例会・寒行托鉢②

平成30年1月例会・寒行托鉢④