5月・例会

五月末日、みよし市の与願寺にて五月例会と、版画研修会が行われました。
版画研修会は集まってきた人から始めましたが、ある程度の人数が集まると
最近は版画の題材が被りつつある現状があるので、アイディアを出しつつ
それに対し真剣に議論しながらそれぞれの作業を進めてゆきました。

版画終了後は、例会に移行。
会長さん以下役員を中心に各議題を進めました。

令和元年5月例会・版画研修 (1)

6月・法話

今日はクイズを持ってきて参りました。
ただクイズと言っても、皆様の知識を問うものではなく
必要なのは頓智や閃き、どちらかと言えば
なぞなぞの方が近いかもしれません。
もちろん、どなたかに無理やり、当てて答えさせる
という事はしませんので、お気軽に、心の中で
お付き合い頂ければと思います。

では、問題です。
「体の中のある一部分が、悪い人は、元気な人であるのだが
さて、それはどこでしょうか?」
というのが、問題でございます。
悪いところがあるのに、その人は元気であるという、不思議な話ですね。
この話は、以前に私がお参りに伺ったお宅の、ご主人から聞いたものです。
正確には、「○○が悪い人ほど、元気なんだよね。」と
お話しされたのを、今日はクイズとして出題しております。

さて、「一病息災」という言葉は、ご存知でしょうか。
これは、一つぐらい持病がある方が、健康に気を配るので
かえって長生きするという意味です。
しかし、今日はこの一病息災とは違います。先ほども申しましたが
これは、なぞなぞみたいなものですので
ある程度は冗談として聞いて頂けましたら、私も助かります。
それでは、そろそろ答え合わせをしましょう。

正解は、「口」でございます。
いかがでしょうか。私がなぞなぞと言った意味が、「あ~そういう事か。」と
皆様にも伝わっていれば良いのですが。「口が悪い」というのは
体の事ではなく、その人の性格の問題、という事ですね。
解説をしますと、「口が悪い人間ほど、思った事、喋りたい事を
好き勝手に言えてしまう。
つまりストレスを抱え込む事が無いので、元気なのだ。」という話でございます。
皆様の周りにも、口は悪いけど元気だな、という人が少なからず
いらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、元気の為だからと言って
「じゃあ悪口をたくさん言いましょう。」というわけにはいきません。

しかし私は、「許される悪口」なら、ある程度は必要な時と場合も
あるのではないか、と考えております。
それは、お互いの、信頼と、愛情の下に成り立つ、悪口です。
例えば、「馬鹿」という言葉は、状況次第でその意味合いが変わってくると思います。
子ども同士の喧嘩などで使う場合と、親や先生が子を叱る時に使う場合とでは
同じく「馬鹿」でも、その中身は全く異なるものだと言えるでしょう。

仏教では、「愛語」という教えがあります。これは文字通り、愛情のある言葉です。
はたから見れば厳しい言葉でも、相手を思いやるが故の
愛のムチである言葉こそ、愛語だと言えるでしょう。

さて最近では、「パワハラ」という言葉が、よくテレビに登場しております。
相手を思いやる愛情がこもっていないと、受けた側はそれをハラスメント
嫌がらせだと、感じ取ってしまうのではないかと思います。

では最後に、同じ言葉でも、愛語と悪口は何が違うのでしょうか。
それは、悪口の「悪」という字は、心が下にあるので、下心のある言葉。
そして愛語の「愛」の字は、心が真ん中にあるので、真心のある言葉です。
本日はありがとうございました。

2019年6月 法話①

平成31年度・総会

毎年恒例の年度初総会を開催しました。
事業報告、会計報告のほか、今年度の事業計画について
各会員で意見を交換。
結果、各分野で活躍されているご自坊を訪問してみる
という企画になりました。
今年度も様々な経験を積んで研鑽を重ねてゆきたいと
思いますので、今後とも東国青年会を宜しくお願いします。

平成31年4月総会①

4月・法話

今回、「虚空蔵菩薩」という菩薩さまについてお話したいと思います。
まず、なぜ今回「虚空蔵菩薩」という、なかなか聞きなじみのない菩薩さまについて
話すのかというと、私のお寺、与願寺には「虚空蔵堂」というお堂があり
もともと与願寺というお寺は「虚空蔵堂」から始まったと言われていて
気になったので調べてみたので、今回少しお話させていただきます。

「虚空蔵菩薩」という菩薩さまは元々地蔵菩薩、つまりお地蔵さんと対になる
菩薩さまと考えられています。
お地蔵さんは子供たちを見守って下さることから、よく道の途中の小さな祠の中に
いらっしゃいます。
それに対して、虚空蔵菩薩は「なかなか見ない」、又は「聞いたこともない」という方が
多いと思います。先述したように、お地蔵さんは子供たちを守ってくれる菩薩さまです。
それでは、対と考えられている虚空蔵菩薩はどんな菩薩さまなのか。
簡単に言うと、勉強の菩薩さまとなりましょうか。
虚空蔵菩薩の代表的なお参りに、「十三詣り」というものがあります。
これは十三歳になるときに、虚空蔵菩薩にお参りして
智慧を頂きに行くと言われています。
昔の人たちは、大体十二歳から十五歳で元服、いわゆる成人とされてきました。
子供から大人になる時に、虚空蔵菩薩に無事に大人になれましたという
報告と共に、智慧を頂くという意味合いがあります。
では、続いて虚空蔵菩薩のお姿を見てみましょう。
虚空蔵菩薩は右手に宝剣、左手に宝珠を持っています。
仏教での剣は一般的に「智剣」といわれ、「剣を持つ」とは智慧があるということを
表しています。「三人寄れば文殊の知恵」の文殊菩薩も剣を持っています。
右手の剣は智慧、なら左手の宝珠は何かというと
「願いを叶えるための宝物であり道具」と言われています。
虚空蔵菩薩の「虚空蔵」とは「虚空の母胎」つまり、広大無辺の大きさを持つ
数多のものの詰まった蔵を表していると言われているので
この蔵よりそれぞれの人にあった願い
または智慧をこの左手の宝珠を使って叶えていると考えられています。
また、右の掌を見せて下げる「与願印」という形をとることもあります。
私のお寺の名前にもなっていますが、読んで字の通り願いを与える
叶える印となっています。

いろいろとお話しましたが、「虚空蔵菩薩という智慧、いわゆる頭のよくなることを
願ってくれる菩薩さまがいるんだ」ということを少しでも知っていただけたら幸いです。

2019年4月①

平成三十年度・研修旅行

二月二十四日~二月二十五日に、三重県伊勢市にて東国青年僧の
研修旅行が開催されました。
夕方に自坊の大林寺にお越しいただきました。
法楽一会の後、住職からお話をいただきました。
伊勢市古市町は日本の三大遊郭と言われていました。
お伊勢参りが盛んだった当時はとても賑わっていたそうです。
境内には歌舞伎狂言「伊勢音頭恋寝刀」として今に伝えられている
遊郭「油屋」で起きた刀傷沙汰「油屋騒動」の「比翼塚」が建ち
供養されています。
また、伊勢は廃仏毀釈がとても激しかったようで
お寺はほとんどなくなってしまったようです。
その数、百ヶ寺以上のお寺がなくなったそうです。
伊勢と大林寺の歴史などについてのお話は私自身も改めて勉強になりました。
私は所用のため、二日目は欠席させていただきました。

二日目は鳥羽市の石神神社の見学に行きました。
拝観される方がとても多いスポットです。
今回の研修旅行を通じて、私はこの一年間参加は少なかったですが
活動に参加したいと考えています。最後になりましたが
はるばる遠方から皆さまお越しいただきありがとうございました。
三重県の青年会員は少ないですが今後は宗派のためにも
お力になれるよう精進していきます。
皆さまありがとうございました。

201902月研修旅行